木は地球に与えられた、
究極の素材です。
常に再生し続けることで人類の生活を支えてきました。
また、空気清浄作用やCO2固定だけでなく、その素材の香りや手触りで、 言葉や国の違いを超えて人の気持ちを癒してきました。
すべてのことが合理化、ファスト化する現代、木を守る取り組みが必要です。
しかし、木を伐らない事が、森のためになる、ではありません。
環境問題を紐解くと、持続的に正しく木を使う事こそが、森のためになる。そんな事情があるのです。
板蔵ファクトリーは、そんな木の存在に感謝しながら木の活用提案を行う事で、
木や森と人が共存し続けられるサステナブルな資源循環を目指します。
植林・育林・伐採
植えて育てて、伐って使い、また植える
木を植えて終わりではなく、成長した木を伐ってそれを使い、また新しい木を植える、こうしたサイクルを繰り返すことで、森林はいつまでも元気でいられます。そしてそれが災害防止にも役立つことになるのです。
CO2削減に効果的な森の役割
木は光合成により二酸化炭素を吸収して酸素を排出します。この光合成は樹齢が高い木よりも若い木の方が活発に行えます。温室効果ガスの削減には若い木の方が有効だと言えるのです。このことから、木を伐って若い木を育てることが地球温暖化には効果的であるとも言えます。
サプライチェーン構築
木材研究
木の性能についてや人の健康への影響など、地域の大学等と一緒に共同研究を続けており、その成果を製品開発に生かしています。
製材
原木仕入れ、製材、加工
板蔵ファクトリーは、天然木を活かしたモノづくりができるオーダーメイドの工場であり、一枚板では日本トップクラスの質と量を誇るブランド「ITAKURA」の工場でもあります。木の目利きを活かし、世界中から仕入れた原木を製材・加工し、日本全国のみならず世界中に出荷しています。
空間提案
オフィス・施設の木質化
木は内装に使うと空間の空気の質を浄化する作用があります。国産材活用だけでなく、省施工や新たなデザイン提案など、私たちはアイデアを出し合って様々な課題を解決し、オフィスや各種施設の木質化を推進していきます。
製造
顔が見えるものづくり
無垢の質の良い家具作りを提案するから、地域産材や国産材など、サステナブルな素材選定がこれからの家具作りには必要です。板蔵ファクトリーは、顔の見えるものづくりができる会社です。
国産材活用・端材活用
地域材国産材の活用
トレーサビリティの明らかな丸太を活用し、森に収益還元をすることで森林整備や間伐などの改善が進むようにし、将来の森を育てる事にもつながる資材調達に取り組んでいます。天然木を使う工場として、地元の森、日本の森を持続的に豊かな森にしていくため、サステナブルな資源循環による製造を目指します。
素材開発
小径木丸太をうまく使い、日本の広葉樹林を活用する。フローリングや家具向けの日本の素材開発をサプライチェーンの仲間と日々考えます。
CO2削減に貢献
持続的循環
カーボンニュートラル社会に極めて重要な役割を持つ、木材業界。横のつながりをつくるためにサプライチェーンの情報をDXによってプラットフォーム化。広葉樹も、針葉樹も、流通間の課題解決等により、社会の生産体制としてGXによる脱炭素化への貢献を目指します。
Products
板蔵ファクトリーは、木を最後まで有効利用することを推進しております。
本来は捨てられてしまうような間伐材や端材などの未利用資源を活用することで、
循環型社会に貢献します。
国産材のオフィス家具
企業の本社ビルエントランスを木質化しました。国産材を有効活用したテーブルや棚の事例です。
パネル式フローリング
小径木の国産材広葉樹を活用した、大工施工不要なパネル式の無垢の置き型フローリングです。誰でも簡単に施工することができ、木質空間を作ることができます。
ヒノキの端材を塗り壁に
プレカット等で出た端材を細かく粉砕し、自然素材を合わせて塗り壁にしました。端材の有効活用はもちろん、木の持つ性能を活かした内装材として注目されています。
欠点のある素材の有効活用
サイズ的に足りない板をつなぎ合わせたり、割れが発生した板を特殊加工によって家具に仕上げました。
スギの端材DIY家具キット
国産杉の端材で子供たちが簡単に家具を作ることができます。端材を活用して木育に貢献できます。
銘木端材から作った身長計
家具の製造過程で出た端材を活用して小物を作りました。身長計や箸などの商品があります。日常的に使うものに利用することで、SDGsについて考えるきっかけ作りができます。
ITAKURA COLLECTION for Earth
カーボンニュートラルの社会課題を解決する。
トレーサビリティある国産材丸太から実現するSDGs
岐阜県のバイオマス原料になっている広葉樹を、オフィスの内装建材と机、棚などに活用。
未活用木材の社会課題を解決する。
使われにくい素材活用から実現するSDGs
国産材広葉樹で一番多く産出される割に、人気のない欅(ケヤキ)の活用。木目が立つという特徴を活かした塗装提案。
モノのファスト化の社会課題を解決する。
何度も再生させることから実現するSDGs
磨きなおせば何度も新品になるという特徴の一枚板を活用し、一枚板を所有せずに持つ、サブスク化。期間内は一枚板を交換出来ます。(各種条件あります)
技術の継承の社会課題を解決する。
伝統工芸の新提案を実現するSDGs
家具×寄木細工
小物などに従来使われてきた寄木の技術とコラボし、その美しさを家具の形で提案。