木×鋼
柔らかさや温かみを感じさせる「木(ウッド)」と実直さや力強さを感じさせる「鋼(スチール)」。
正反対のイメージでありながら、実は相性の良いこれらの素材を掛け合わせて、新しいオフィス空間を彩る家具、Wood×Steel=「Wteel」。
トレーサビリティの明らかな国産材など、サステナブルな資源を活用したWteelは、働く人と日本の森の未来を真剣に考えて作られた、森を育てる家具です。
Product
素材の違いを活かす
木と鋼、素材の質感や風合いの違いを活かすデザインであること。
既製品にはない仕上がり
既製品オフィス什器等との素材の違いが感じられるような仕上がりにすること。
プロによるコラボレーション
工場でものづくりをする企業同士のコラボレ―ションであること。
色やデザインへのこだわり
既存のオフィス什器等にない色合い、デザインであること。
働く人の健康への配慮
オフィスで働く人の健康に配慮したものであること。
優れた使い心地
オフィスユースでもホームユースでも、機能性や使い心地が優れていること。
Development story
コスト合理化、海外製との
競争視点を変える
コスト合理化、ファスト化の進むオフィス家具業界に関して、板蔵ファクトリーが、鋼(スチール)製オフィス家具製造の「三島精器株式会社」と根本的にコンセプトの異なるものづくりのアイディアを話し合った事から、このプロジェクトはスタートしました。働き方、オフィスの役割が変わる時代の中で、家具ができるオフィスへの貢献の仕方も、コスト以外のところで何かできないか?というのが発想のスタートです。
驚くべき手作業のスピード
板蔵ファクトリーも三島精器様も共通点は、素材そのものから、海外生産では対応できない、手仕事も含めた柔軟な加工でものづくりをしていること。とはいえ、金属は硬いので手で削ったりすることも少ないし、木よりも機械に頼った仕事をしているものと思い込んでいました。しかし工場訪問をした際、鋼の何でもない板材が、秒で箱になっていくまでの工程を目の当たりにし、ここにも職人技を感じたのです。
日本の未来に貢献できる、
日本製への想い
オフィス家具は住宅や店舗と異なり、家具へのこだわりは薄いため、コスト重視の海外製が有利な状況です。しかし日本製、加工の緻密さ、機能性にこだわって製品の開発製造を行っている三島精器様と対話を重ねるうち、日本のオフィス家具製造を通じて、オフィスの在り方、オフィスでの働き方を変革する必要がある、と感じるようになりました。働く環境の見た目や空気感を通じて、働く人の健康に配慮した製品でありたい、という考えに至ったのです。また、木材に関しては、トレーサビリティある国産材の活用促進にも寄与できる素材を選定する事で、家具の供給を通じて環境貢献ができる仕組みも整えました。これらが、素材選定や製品企画、機能性において、日本製ならではの特色になりました。
Corporate collaboration
Wteel は、”スチール家具のプロフェッショナル「三島精器株式会社」”と
”無垢一枚板ブランド「板蔵」”がコラボレーションして作られた製品です。