板蔵ファクトリー、PARISへ!?

まだ樹種としての栃がほとんど認知されていないヨーロッパで、とても良い栃が取れる産地である岐阜県のことや日本の産業である銘木のことをお話ししてきました。テーブルに触れた現地の方から「素晴らしい！」との声を多くいただき、感謝感激でした。

今回のニュースは、板蔵ファクトリー in Paris ！？

……本当にフランス弾丸出張に行ってきました。実は、岐阜県の飛騨牛PRと合わせて、板蔵ファクトリーの「栃の一枚板カウンター」がフランス・パリの一等地のフレンチレストラン「Da Rosa」に納められました。
ということで、現地イベントに同行してきたわけです。

岐阜県産材「栃」の中でも最高ランクの全面杢一枚板共木を2枚使い、長さ2.3メートルの板を現地にて繋ぎ合わせることで、全長4.6メートルの迫力あるカウンターが誕生しました。。現地できちんと組み立てられるか？心配でしたが、英語やフランス語での説明書や組み立て方ビデオも作成した甲斐もあって、綺麗に設置していただいていました。

今回は、製材機にも入らない大きさの御神木などの大きなサイズの丸太を、製材機に入るサイズまでカットする「玉切り」の様子です。大きすぎると機械が使えず、「手」になるんですね。危険作業でもあるし、信頼し合った何人もの連携が必要な高度技術なんです。チェーンソー間近で見ると、ド迫力！

今月は、曲木を2枚組合わせてデザインしていただいた、大きな楕円型会議テーブルの製作中カットです。板の上に載っている楕円の〇は、こちらもオーダーテーブル脚を固定するためのもの。だからこの写真は天板の裏側なんです。全面杢が入り、美しい輝きの2枚を選んでもらいました。とにかく、一枚板の使い方アイディアに脱帽！（どんなテーブルになったかは…インスタ掲載中。）