!!板蔵EXPO・夏!! 絶賛開催中。








こんにちは!板蔵ファクトリーの吉田です。 毎年夏は出材が少なくなるので一枚板も原木も市場出品が少ない時期ですが、今年は意外とそうでもなく…銘木市場も活況でした。弊社は今月も国産材、外国産材バランス良くたくさんカウンター新入荷をしました!物件カウンターの「このサイズない?!」に、なんらかのお応えができる体制を整えていますので、ぜひご活用ください。



日頃は板蔵の一枚板をご愛顧ありがとうございます。NEWSコーナーでは、ホットな情報や板蔵ファクトリーの裏話をお届けします!
!!板蔵EXPO・夏!! 絶賛開催中
今回お知らせする「板蔵EXPO」は、板蔵ファクトリーが開催する年に2回の「乾燥材一枚板」を中心とした、業者様限定のビッグイベントです。ありがたいことに今月は7月初旬から(イベント期間外も柔軟に対応しています!)多くのお客様にご来場いただいています。現在開催中のイベントの様子をお伝えします。

今回のイベントでは「板蔵」が得意な「杢」の板や「希少樹種」の板を乾燥材倉庫からたくさん持ってきました。今回はこの樹種、こんな板が良く売れた、など毎回お客様の反応は異なるので、いろんな動向がわかります。今回は、チーク、黒柿などのレア樹種の素材需要もありそうでした。



板蔵EXPOは、原木業者から家具店様までさまざまなお客様にご来場いただいているため、展示商品の多くはすぐに加工できる乾燥材のラインナップですが、一部外には製材挽きたて未乾燥材コーナーを用意しました。こちらは「セット売り」「ノークレーム」というルールはありますが「指値交渉」という材木屋らしい売り買い!?ができ、販売実績●千円~/枚、というお値打ち感満載のおもしろい売り場です。

このコーナーは、原木調達から行う弊社だからこそ見られる「一枚板ができるまで」をお届けします。 一枚板を扱う皆さまには、ちょっとしたトークのネタになる!?ものづくりの裏話です。


今回の話は、一枚板のものづくりが終わった後から始まる、ものづくりです。上の写真は、一枚板のライブエッジがついている30~100センチほどの大きさがバラバラの材料で、指定サイズでカットした一枚板加工のあとにできてきます。このような大きな端材を、なんとか再度プロダクトとして生まれ変わらせることはできないだろうか?というSDGs的な発想がきっかけでした。

端材はたくさんあるものの、いざ、アートパネル向けのデザインに落としてみると、意外とサイズがぴったり合う端材というものはなかなか多くないものです。悩みながら木取りを本格的に行っていきます。


ほぼ仕上がりが見えてきた塗装工程。今回は一枚板パープルハート、ウォールナット、ヒノキの端材と、杉の「格天井」を活用しました。杉の格天井は、波打つような美しい木目が特徴です。残念ながら和室が少なくなり、使われる機会が激減している昔ながらの和風無垢建材ですが、材木屋として日本の素材の美しさを訴えるにはぴったりの素材だと思っていました。

今回出来上がったパネルは、今月のイベント板蔵EXPOでお披露目し、板蔵ファクトリーショールームに設置しました。ぜひ一度、壁に表れる自然の素材感に触れてください。


1点モノのオーダー加工を行う板蔵ファクトリーの工場内では、毎週のように職人さんもビックリの「なにこれ?!」という感激があります。今月の工場からの1枚は、こちら!

今月は、こちらの一枚板カウンター材をご紹介。
ただいま大きなご依頼をいただき、加工場をフル稼働させて製作しているところです。
樹種はマカバになります。淡いピンク~茶色の赤身とさざ波のような上品な杢が特徴ですが、緻密な木質で摩耗に強い性質を持つため、多くの方が使われる場所にもオススメできる木材です(しかも国産材)
板蔵ではテーブルサイズから長いカウンター用材まで幅広く取り揃えておりますので、ぜひお問い合わせください。


板蔵ファクトリーでは、年間を通じて様々なイベントを開催しています。ご興味のある方は、ぜひ、ご参加ください。
10月下旬 板蔵新プロダクトライン発表
10月には、一枚板・原木の素材ブランドであった「ITAKURA(板蔵)」が、はじめてプロダクトラインを発表します。非住宅空間向けのプレミアム感のある、仕上がりの違いをご提案します。

2024年10月下旬 | 板蔵新プロダクトライン発表 |