Big Event 1月初売り「板蔵EXPO・春」開催中です

社長のひとこと

こんにちは!板蔵ファクトリーの吉田です。 少々遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。弊社は現在今月16日~30日まで初売りを開催中です。しかし、初売り前日にちょっと降らない大雪に見舞われた去年に続き、またしても直前に事件が起こりました。

弊社がお休みをいただいていた年明け3連休の夜、警察から「トラックが傷ついている」と電話がありました。駆けつけると、傷ついているどころかトラックが川に落ちている状態。

トラックが後ろから川に落ちている
工場地帯で真っ暗な夜だったにもかかわらず、ショックが大きく目に焼き付いています

原因は、運転誤操作の車が堤防から勢いよく落ちてきてトラックにぶつかったからとか。お客様も従業員もいない休みの夜で人的被害も無かったのが不幸中の幸いでよかったですが、初売り直前に2台しかない箱車が両方とも傷ついて、波乱の幕開けを感じました。

1月1日早朝の伊奈波神社

しかし!岐阜で1900年以上歴史のある勝負事の神様、伊奈波神社に初詣も行ってきたことだし、今年もツキまくっていると強く信じて社員一同頑張ります!!

板蔵ファクトリーNEWS

日頃は板蔵の一枚板をご愛顧ありがとうございます。NEWSコーナーでは、ホットな情報や板蔵ファクトリーの裏話をお届けします!

Big Event  1月初売り「板蔵EXPO・春」開催中です!
初売りのために、輪切りなど変わった木もラインナップ!
乾燥材展示800枚以上のうち、300枚以上入れ替え(力技です)
数千円~数千万円まで!の豊富なラインナップ

というわけで、年末・年明けから、皆で展示会準備に力を入れてきました。現在開催中ですが、既に全国からたくさんのお客様に遠路ご来場いただいています。本当にありがとうございます!

今回は特にテーブルサイズのラインナップを増やしています。従来からご要望が多かった加工込みの価格表示も一部導入し、選びやすさを工夫しました。

また、最近自称「ナットの板蔵」として、他社一枚板メーカーでは集まりにくいウォールナットをはじめ、、アメリカ材、ヨーロッパ材、アフリカ材樹種も充実させています。アフターセールもやりますので、ぜひ一度ご覧ください!

国産一枚板の市場調査に、シンガポールに行ってきました!!

弊社は「日本の銘木文化を世界に」をコンセプトに活動しており、今年、林野庁補助「輸出先国のニーズに合わせた木材製品の開発支援事業」に採択されました。中身としては、業界の発展に資するような実証実験を通じて木材研究を進める事業です。行政主導のもとシンガポールにターゲット国を定め、高温多湿の環境下で一枚板をどうしたら提案できるのかを現地パートナーとともに考えました。

シンガポールで高級日本製家具を扱う事業者と

日本は寒波の中、シンガポールでは、体感湿度90%の30度越え。高温多湿だから無垢が敬遠されるかと思いきや、なんと近年一枚板事業者が多数お店を出店しているとの噂を聞きつけ、家具店実地調査をたくさんしました。複数の店で、東南アジア材や南アメリカ材、一部アフリカ材を中心に濃色の一枚板へ「〇〇ウォールナット」と名付けて展開する所が見られるなど、日本との展開の仕方の違いが面白いなぁと勉強になりました。「ウォールナット」のブランドイメージは世界共通なのでしょうか。

ローカルの方しか知らない絶品海鮮料理のお店

パートナーから事前に「カジュアルで涼しい恰好で」と言われ「?」と思って赴いた海鮮料理店。好天に恵まれてアウトドアで美味を堪能しましたが、シンガポール名物「突然のスコール」の場合どうするのか?は謎のまま。

ピーナッツとチリの味わいの「サテー」という豚肉・鶏肉料理にトライ

日本で食べたことのあるサテーは実はちょっと苦手だったのですが、現地のサテーはすごくおいしい!と驚きました。やはりご当地料理はご当地で食べるのが一番ですね。

食べ物の話ばかりになりましたが…肝心の「業界の発展に資するような実証実験」である高温多湿下での一枚板研究については、きちんと結果がまとまったらまた報告します!

一枚板ものづくりの裏側

このコーナーは、原木調達から行う弊社だからこそ見られる「一枚板ができるまで」をお届けします。 一枚板を扱う皆さまには、ちょっとしたトークのネタになる!?ものづくりの裏話です。

今回は、前回メルマガのNEWSで取り上げた「今年イチの栃丸太ゲット」の話のその後、製材、製品づくり編をご紹介。実は今年イチの栃丸太として2本ゲットしているのですが、そのうちコブ杢が面白そうなこちらの丸太のものづくりのお話です。

コブコブのロング栃丸太。

そもそもこの丸太、高いどころじゃなく悪い言葉ですが「バカ高」だったもの。商売になるかどうか?よりも、素晴らしいものを必ず手に入れたい、その気持ちと勢いで買い切ったものでした。今回私は製材には立ち会えませんでしたが、本当は見るべき素晴らしい一本でした。何度も転がして、どこで鋸をいれるのか?を相当考えて悩んだようです。

製材中カット。

柄がすごい。製材中でこの柄なので、のちにカンナ掛けした後…期待大です。

このようなコブの柄の部分が出る栃はスーパーレアです。
日干し中

製材後、市場に並べる前に、日干しします。この工程は地味ですが、これをするかしないかで色合いや風合いが変わってくる大切な工程です。

市場に並べても、コブコブが存在感を放っています
インパクト大のロング板も取れました

1月の市場に並べて販売しました。結果の状況を見ていると、コブコブのところはギターやスピーカーなどの楽器に使っていただけそうな予感です。改めて、木材は家具以外にもいろいろな業界で使われています。そしてもちろん弊社もこのうちいくつか在庫しました。これから自然乾燥に入り、熟成させて!?皆様にご提案したいと思います。

工場picture「今月の1枚」

1点モノのオーダー加工を行う板蔵ファクトリーの工場内では、毎週のように職人さんもビックリの「なにこれ?!」という感激があります。今月の工場からの1枚は、こちら!

白太と赤身のコントラストがすごく綺麗です。

今月はこちらの杉テーブルを紹介します。

杉といえば言わずと知れた日本固有の樹種ですが、銘木になるものだとやはり格別の美しさがあります。

真っすぐ生える木を意味する「進木」が名前の由来の一つと呼ばれるくらい、長く真っすぐな材がとれる樹種でもあります。

笹杢と呼ばれることもある緻密で美しい木目が特徴的です。

お客様からの依頼で中央を一定の大きさにくりぬいています。

こちら職人による手加工となっております。「ここをくりぬいてほしい」「ここをこういう形にして欲しい」といったご相談も大歓迎です。

杉は針葉樹で比較的やわらかい材となりますが、加工や塗装などである程度のカバーも可能です。

国産材・地域材の加工・納品事例も豊富ですので、ぜひご相談ください。

イベント案内

板蔵ファクトリーでは、年間を通じて様々なイベントを開催しています。ご興味のある方は、ぜひ、ご参加ください。

1月16日〜30日 板蔵EXPO 春

まだ間に合います!!(ご連絡いただければ、期間外の日程でも個別対応します)
人気の栃・ウォールナットを始め、世界中の原木を扱う板蔵が満を持して選定した一枚板、テーブルサイズをメインに乾燥材800枚以上を一同に集めた展示即売会です。1月の目玉は売切御免のたくさんの福袋。小物からDIY、テーブルサイズ本格一枚板まで中身はお楽しみに!

3月4日〜7日 建築・建材展

毎年東京ビッグサイトにて行われる建築・建材展に出展します。今回は4ブースに拡大して大規模展示を出展します。今年は「日本文化」をテーマに、日本古来より先達に親しまれてきた素材と銘木のコラボによりアップグレードした提案をお楽しみください。

年間スケジュール
2025年1月16日〜30日板蔵Expo 春
2025年3月4日~7日建築・建材展
オンラインで体験するITAKURA7の世界

板蔵ファクトリーでは、遠方の方、時短したい方のために、オンライン上でITAKURAの在庫を検索したり銘木情報を調べたりする方法を増やして地球上どこにいてもご提案ができる体制を整えています。

板蔵ファクトリー VRツアー

Matterport で作成した、板蔵ファクトリーのバーチャル展示場にて、本来見に来ることの難しい日本全国のお客様に リアルな一枚板の風合いや実際にテーブルとして配置したエレガンス感を感じていただけます。

上記の画像をクリックしていただくとVRページへジャンプします。

こちらのVRはお施主様との打合せにもご活用いただけます